ドメイン名は世界に1つしか無い名前ですから、先に取得した人が使う事ができます。
気に入った名前のドメイン名を付けたいと思っても、人気のある名前のドメインは誰かが使っている場合が多いものです。
また、新しいと思って取得しようとしても、過去に誰かが使っていて、今現在使われていないというドメイン名があります。
過去に誰かが使っていたドメインが「オールドドメイン」と言われるものです。
実は、当サイトもオールドドメインで、過去の使用歴は《 Internet Archive 》というサイトで調べる事ができます。
オールドドメインは検索で優位か?
会社について言えば、創業間もない会社より、長い歴史のある会社の方が信頼されるでしょう。同様に、ドメイン年齢が高い程、事業を継続していると考えると、真新しいドメインより信頼性が高いと評価し、グーグルがドメイン歴を判断材料にしているというのも、間違いでないかも知れません。
ところが、2000年頃にブロードバンドが急速に普及し、多くのサイトが開設され、10年も継続出来ずに廃止するサイトがオールドドメインとなって、溢れる様になってきました。
グーグルはこの様なサイトを検索から外したいと思う様になって来ていると見られます。
ですから、最近は、これについては、単純に優位とは言えません。
しかし、一般にオールドドメインは、経歴が古い程、外部リンクが増えて、それが残っている場合があるため、被リンクの評価が高く上位表示されます、これは、グーグルがサイトの被リンク数を評価する限り、オールドドメインの優位性は変わらないでしょう。
反面、オールドドメインが、グーグルの「品質に関するガイドライン」に触れている場合、いくらSEOで対処しようとしても、上位表示されない事もあります。
SEOで出来る事、出来ない事
ドメイン年齢はオールドドメインでなければ出来ませんが、SEOの内部施策はできます。WEBページは、品質に関するガイドラインにあるように、検索する人にとって有効な内容であるかが、最も評価されます。
ですから、オールドドメインを頼らず、ページの内容を充実させる事が、検索上位を狙う、最良のSEOでしょう。